D-EDUCATION

(DESIGN and CREATIVE EDUCATION)

デザイン教育を考える:

「デザイン」という言葉も「教育」という言葉も、その中に大変多くの概念や視点を含んでいます。そのためデザインや教育の話をしようと思ってもなかなか色々な意見が同じ論点でまとまりません。 FDLは1997年から日本インダストリアルデザイナー協会東日本ブロックの教育研究会という部会に参加して日本のデザイン教育について考える機会がありました。また、個人的に幼児教育に関わる事柄にふれる機会が多く、自身1984年から小中学生を対象とした造形教室の指導に携わっています。

デザイナーとして「デザイン」と「デザイン教育」について、また個人として「造形教育」に関わりながら、これまでの日本(と世界)のデザイン教育、そしてこれからの時代に求められるデザイン教育について少しずつ考えていきたいと思います。

「D-EDUCATION」と「C-EDUCATION」の考え方:

FDLの関わる「デザイン」は主に工業製品を中心とした立体デザインの世界です。このページでは主に立体デザインの専門教育と、専門教育以前の創造性教育について考えてみたいと思いますが、そこでいくつかのキーワードを用意してみました。

「D-EDUCATION」:(立体)デザインの専門教育について

「C-EDUCATION」:専門教育以前の創造性教育について(特に子ども達へ)

なぜこんな分け方をするかといえば、専門家としてのデザイナーが学ぶべき物事と、一般社会の人たち(大人も子どもも含めて)のための「デザイン教育」(という言葉が良く聞かれるようになりました)は、別々の目的、別々の方法があるのではないかと思うからです。また、成長過程にある小さな子ども達が学ぶ「デザイン」と大人が知りたい「デザイン」も違ったものであるはずです。

 

「E-EDUCATION」という考え方:

ここまでのアイディアをある人にお話ししたところ、「それではU(=user:デザインを使う人)の立場は?」といわれました。そう、たしかにデザインは常に相手があって存在するものです。作り手の立場でばかり物を考えていては「片手落ち」になってしまいそうです。

でも「U-EDUCATION」というと、なんだか「ユーザー教育」という企業の広告戦略のようで言葉の響きが気になります。そこで、「デザインを使い、楽しむために学ぶこと」を「E-EDUCATION」というキーワードで考えてみたいと思います。使う人がデザインをもっと楽しんだり、もっと良いものにしていくためにどんな知識や経験があったら良いだろう?」これも教育を考えるうえで大切なテーマです。

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