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「デザイン」、「プロダクト」は不特定多数を相手に大量生産することが多いので、一つ一つの
プロダクトには個性とか存在感はありません。経済原理で商品として競争するプロダクトは
同じような機能が同じような「顔(デザイン)」で店先に並んで、みんなそれがデザインだと思うわけです。
ところがそういうモノ=プロダクトも誰かに買われて使われるようになると、持ち主とモノの関係の中で色々な
ストーリーが生まれてきます。ちなみに、売る前(誰かの所有物になる前)の段階で「ブランド付け」
などのためになんらかのストーリーが付けられているモノもあります。主に高級品とか。
「何でできています」「どこで作られました」「有名な誰それが使っているのと同じモノです」等々。
それらは基本的に「誰かのものになる以前」の「過去の物語」が付随するのですが、それでも「モノの差別化」
として機能しています。そんなブランドとは関係なく、もしもモノに未来(あるいは、ありえない未来)の
お話が付随していたら、モノを見た人はそれをどんなふうに受け止めるか?というのがこのプロジェクトのテーマです。
「あるモノ(プロダクト)を手にすると、どんな世界(未来)に出会うか」を考えてもらう実験とも言えます。
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